カナダに来て感じた決断の大切さ。

今日は、海外に出て改めて感じたことをふと思ったので、書こうと思う。

自分が20代前半の頃、がむしゃらに漠然と美容師のスタイリストを目指していた時、なんとなくいろんな人のブログを見ていたら、たまたま海外に出て行った美容師さんのブログを何件か見つけた。

それまでは、海外のことや周りの人にどんな生き方をしている人がいることなんてあまり知らず、与えられた仕事をこなし、普通の日常を送っていた。

当時は今ほど、SNSが主流ではなく、流行り始めたくらいだったので、情報量も今よりは少なかったと思う。

なので、そのブログを見てこんな生き方やこんな世界があるんだと衝撃を受けたのを覚えいる。

それから、海外旅行にも行ってみたりしてやっぱり自分も長期で行ってみたいなと考えだした。

人生一度きりだし、挑戦できるうちにしたいなと思って。

最初は単純に海外への憧れから、世界一周してみたいなと思っていたが、徐々にその後のことを考えていく内に、海外へ行って何かを得て帰ってきたいなと考えがより現実的に変わっていった。

それから、3年後に行こうと目標を決めてやっていて、イギリスに行きたかったから毎年ワーキングホリデービザにアプライしていたんだけど、抽選で毎年1000人しかビザがおりる枠がないと狭き門で、中々当たらなく、予定より1年程行くのが遅れてしまった。

オーストラリアやカナダ、他のほとんどの国は枠に余裕があるので基本ビザはおります。

結局、イギリスのビザはおりなくて、カナダに来た。

というのも、行こうと決めてからいろんな人に話しを聞いて情報収集しているうちに、イギリスはもし、ワーホリビザがおりても、その後ワークビザを取るのがとても困難だと聞いたからだ。

イギリスで美容系で働いている人の話を聞く限り全員が似たような答えだった。

もし、イギリスに行けてもただ2年間行って日本にすぐ帰らなければならない可能性を考えると、ヨーロッパでワークビザを取れる国に行くべきだと、考えが変わった。

そしていろいろ情報収集した結果、現在は可能性が高いドイツに行こうと思っている。

最初はイギリスにこだわっていたけど、いろいろ内情を知っていくうちに自分の方向性も明確になり、考えも変わっていった。

今、改めて思うのは目標を決めたら、すぐに動きだすのが、大切だと感じたことだ。

なぜなら、もっと早く海外に出ていればそういった情報も早く掴めるだろうし、結果的に語学が必要なら、日本にいる必要性があまりないからだ。

自分から変化をしていくのは、今の安定を壊すことになり、なかなか決断しにくいかもしれない。

だが、何かを変えたかったら、何かを捨てなければならないと思う。

それは人によってお金だったり、仕事だったり、恋人と離れることだったり、状況はいろいろ違うと思う。

でも時間は有限だから。

変わりたいなら、やりたいことがあるなら、限りあるチャンスを大事に。

カナダに来て、出会う人も変わりまた選択肢も広がり、思いたったらすぐ行動して行こうと改めて思った最近の話でした。

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